ブログ・タイトルの決め方[お店のブログ活用]
「ホームページ、ブログでの情報発信」
今回は、ブログ・タイトルの決め方[お店のブログ活用]です。
お店のブログのタイトルは...店名。とか、
記事の見出しって適当に決めていませんか?
それではちょっともったいない...というお話です。
ブログ・タイトルと記事の見出しの付け方は良く知られていて
いろいろあるようですが、ひとつのセオリーを書いておきますね。
■ブログ・タイトルの付け方
例えば...
滋賀県、甲賀市の和菓子屋さん椿屋
イチゴ大福が看板商品..
とういう場合を考えてみます。
よくあるのは
・ブログ・タイトル:和菓子の椿屋
・説明(description):創業100年の滋賀県・甲賀市の和菓子老舗...
でしょうか。
ブログ・タイトルや記事の見出しは、
・内容を最も表す、又は最も言いたい言葉にする
・語数は少なく2、3個に抑える
・重要な言葉を先頭にもってくる
などです。
機能的に良くないのは
・抽象的、観念的な言葉
・店名主体のもの(これは仕方ないですが)
など。
この場合最も言いたい言葉って何でしょう?
店名...と思われがちですが、
これはGoogleで店名を入れて検索して来る人に向けた言葉(キーワード)です。
店名を直接検索して来る人は限られていて、
むしろ、店名を知らない人に新しく来てもらう方がいいと考えると、
・甲賀市、和菓子(甲賀市の和菓子店を探している)
・貴生川駅、和菓子(貴生川駅に近い和菓子店を探している)
・滋賀県、イチゴ大福、人気、おすすめ(滋賀県で美味しいイチゴ大福を探している)
・イチゴ大福、通販(全国的にイチゴ大福の通販を探している)
などでしょうか。
(ただ、これらの言葉が検索されているかはまだ考慮していません。)
今回は、ローカル向けの商売を考えて、
甲賀市、和菓子店、イチゴ大福...などを選ぶと...
・ブログ・タイトル:甲賀市・和菓子の[椿屋]
・説明(description):甲賀市・和菓子の[椿屋] 人気のイチゴ大福がおすすめ。創業100年の滋賀県・甲賀市の和菓子老舗です。
となります。
構成は、地域 + 商品 + 店名です。
この順序で重要と考えました。
念のため、説明の先頭もブログ・タイトルと揃えておきました。
続けて、重要なキーワードを順に並べて文章を構成します。
また、甲賀市、和菓子、イチゴ大福...等の言葉は、
その言葉が検索されているかどうかを、ferret+などのチェックサイトで確認しておきます。
「和菓子」等の一般的と思われるキーワードをチェックし、それに付随する複合ワードで検索数の多い物をピックアップして選定します。
検索数の目安は1,000件/月です。
甲賀市はそれほど検索されているとは思えませんが、ローカル向けに必要なので採用します。
また、Googleで「和菓子」を検索した結果に表示される「関連する検索キーワード」に
合うものがあれば採用します。
通販などの場合、Googleでの検索結果ページを見て、
・大手ショップの広告が多い
・上位を大手が独占している...場合は
競争率が高いため、あえてキーワードを変える事もあります。
この場合、Ferret+などで、検索されいて、競争率の低いワードを探し採用します。
■記事の見出し
お店のホームページ、ブログの場合、
目的がはっきりしている、メニュー、商品紹介、店舗紹介...などの記事ならいいのですが、
毎日の日記的に、商品やサービスを紹介する場合があります。
この場合よく見かけるのが、
・朝起きると...
・あ!
・行ってきました。
などの、内容を表していない抽象的、観念的な言い回しの見出し。
私的なブログならいいのですが、内容を表していない見出しはもったいないです。
ブログという日記的なツールには堅いと感じる方がおられるのかもしれませんが
業務ブログですので、しっかりページの内容を表します。
・滋賀県の物産展に参加してきました。
・今年もイチゴ大福販売開始しました!
・新商品「チョコレート大福」販売開始!
・1,000円ポイントゲット!クリスマスキャンペーン!
・毎月4日はレディスデイ。ポイント2倍!!
など、最も重要なワードで構成します。
また、ブログ・タイトルで入れられなかったキーワードで記事を何度も書いていく...
という事も出来ます。
重要なワードが幾つもある...
これは、内容が絞れていない場合もありますので、
1記事に1つの内容で書くことがわかりやすく、Googleにもいいとされています。
いままで書いてきた店のブログでも、
こんな風にタイトルを調整するとアクセスが変わって来るかもしれません。
ただ、キーワード、タイトル、見出しを変更すると逆にいまよりアクセスが落ちることもあり得ます。
現在のバランスを保ちたい場合はこのような変更はしないでください。
※ご注意
この記事を元にブログの内容を変更する場合は、ご自身の責任の範囲で行ってください。
当方は、アクセスの減少など、不利益、損害などに対する責任は一切負えませんのであらかじめご了承ください。